越前和紙について

紙祖神を祀る 大滝・岡太神社
紙祖神を祀る 大滝・岡太神社

福井県越前市には、古くから五箇と呼ばれる地区があります。ここは、大滝・岩本・不老・定友・新在家の小さな五つの集落が寄り集まって、手漉き和紙の生産全国一を誇る「越前和紙の里」を形成しているのです。  

冬、山間のここは雪に埋もれます。清らかで豊富な水と厳しい寒さこそが、和紙づくりには欠かせない環境となっています。

 

伝統が物語る匠の技

紙祖神「川上御前」のお話
紙祖神「川上御前」のお話

 

『今から1500年ほど前、継体天皇が越前におられ男大迹皇子と呼ばれていた頃、この村里の岡太川の上流に美しい姫が現れて「この地は清らかな水に恵まれているから紙漉きをして生計を立てよ」と、ねんごろに紙漉きの技を里人に教えたという。』

 

この教えを受けた人々は、この姫を「川上御前」とあがめ奉り岡太神社を建ててお祀りし、その教えに背くことなく紙漉きの技を伝えて今に至っています。 

 

越前和紙の発祥は、言い伝えによると今からおよそ1,500年余り前にさかのぼります。飛鳥・奈良時代から、「越前奉書」と呼ばれる紙が写経や公文書などに使われていました。

 

明治新政府の「太政官金札用紙」が漉かれたのもこの地です。

偽造防止の黒透かし技術も、この地の紙職人が伝授したそうです。

 

さらには、横山大観はじめ多くの芸術家などの強い支持を得て全国に「越前和紙」の名は知られています。 

 

1989年2月に、世界最大の手漉き和紙「平成大紙(サイズ:7.1×4.3m  重さ:8.1kg)がギネスブックに認定されました。 職人が12人がかりで製作したもので、1,000年以上の保存が可能です。

現在は、紙の博物館に展示されています。(絵:「私の町バルセロナ」 )

平成大紙
和紙の里 紙の文化博物館にて「平成大紙」と柳瀬社長

現在も越前和紙を求める画家や書家は多く、数多くの作品が生み出されています。

 

このような長い歴史と伝統の中に育まれた越前和紙の里では、品質、種類、量ともに日本一の和紙産地として知られており、越前和紙のブランド力を上げるべく日々励んでおります。

 

ちょっと社員の小話:

今立の小学校では、卒業証書を自分の手で漉きます。これは、子供たちに

和紙の産地であることを誇りにもってもらえる体験だと思います。

 これを始めたのも柳瀬社長だと知り、地元へ貢献してる会社だなと思いました。

 

越前和紙だからこその風合

原料になる三椏
三椏の木

和紙は、楮・三椏・雁皮などを原料としており、独特の優雅な色合い・光沢と地合があります。しかも、何百年経っても変質や変色がしないのです。

特に、雁皮を用いた「鳥の子」と呼ばれる和紙は、紙肌が緻密・優雅で耐久性に富む最高級の和紙で、全国的に知られています。

 

 

越前和紙関連リンク 、参考

 

・ 越前和紙工業協同組合 http://www.washi.jp/

・ 越前市ホームページ http://www.city.echizen.lg.jp/

 

TEL: 0778-43-0033

FAX: 0778-43-0165

 

営業時間

8:00 ~17:00(月~金)

 

気軽にお問い合わせください。